立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」~ライブドアvs.フジテレビ
立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」~ライブドアvs.フジテレビを読みました。
立花隆氏らしい切り口でいくつか考えるところがあります。
会社は株主のものにはちがいないが、株主だけのものでもないこともまた明らかである。むしろ、「会社はどこまで株主のものか?」を問うほうが正しい問いになる。その答えはさまざまあり、その多様な答えの中に現代資本主義がかかえる本質的な問題点が次々噴出してくる。その議論は簡単にはすまないので、しばらくこの評論は先送りする。
これは明確なはずなのに、日常ではグラつきます。
先の「WEDGE」の記事は、これが、バブル崩壊以後、日本で続いているアメリカの金融資本による日本の富のむしりとり路線の流れの上にでてきたものであることを指摘している。要するにリップルウッドによる新生銀行再生プロジェクトでの2200億円荒稼ぎ、ゴールドマン・サックスによる三井住友支援等での1700億円荒稼ぎがいろいろあったが、そういうむしりとりの一環だということだ。
恐ろしい、金融軍団ですね。日本を食いつぶす気でいるのか?
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