電話加入権
NTTの電話加入権が、2005年3月1日に現行の75,600円を37,800円に値下げするとの発表がありました。公共財ということで、お金を集めて公社として通信設備を築き上げてきたのに、他の通信事業者との競争に勝てないという理由で、半額にしてしまうのはおかしいです。
個人は、「ああ、価値が半額ね」で終わってしまいますが、企業会計では、固定資産に計上されている場合が多いので、半額になるということは、その分だけ利益が失われるというだけではなく、利益がゼロの会社は、減額になった分だけ赤字になります。
「僕たち資産運用BLOG」では「国家は、その気になれば、国民のカネを平気でネコババする」とまで言っていますが、私もそう思います。
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